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クラビットジェネリック(LQuin)の効能・効果時間
クラビットジェネリックは、有効成分レボフロキサシンを含有するニューキノロン系の抗菌剤で、細菌の核酸(DNA)の増加を抑えることにより細菌を殺し、感染を治療するお薬です。
クラビットジェネリックの有効成分レボフロキサシンは、ペニシリン耐性菌、およびマクロライド耐性肺炎球菌をはじめとして、インフルエンザ菌など呼吸器感染症に強い抗菌力があります。
おもに細菌による感染症に処方されるお薬ですが、細菌以外ではクラミジアという微生物にも有効です。さらに淋病の治療にも使われることが多いのも特徴です。
また膀胱炎や尿路感染症にとどまらず、耳や鼻、肺や気管支などの呼吸器の感染症に加え、ニキビの原因のアクネ菌や黄色ブドウ球菌にも高い抗菌作用を持っているため、ニキビ治療薬としても大変人気があります。
副作用も少ないので、今までセフェム系やペニシリン系の抗生物質にアレルギーがあり服用できなかった方でも服用いただける可能性があります。
クラビットジェネリック(LQuin)の使用方法・飲み方
クラビットジェネリックは、水またはぬるま湯で1日1回500mg(1錠)服用してください。
アルコールや牛乳、オレンジジュースで飲むと効果が出にくくなりますのでご注意ください。
クラビットジェネリックの使用量は、疾患・症状に応じて適宜減量してください。
クラミジア治療の目安としては、服用日数は1日1回1錠500mgまでを約1週間服用します。
またクラビットジェネリックを服用中は、車の運転等、危険を伴う機械の操作は行わないでください。
妊娠中または妊娠の可能性のある方は本剤を服用しないでください。
ご使用に際しては商品の添付文書等をご参照いただいた上、かならず正しい使用方法を守ってご使用ください。
クラビットジェネリック(LQuin)の副作用・注意点
副作用
クラビットジェネリックの主な副作用としては、だるさ・食欲低下・吐き気・下痢・腹痛・腹部不快感・発疹・不眠・めまい・頭痛・筋肉の痛みなどの症状が報告されています。
また光線過敏症(水泡、肌が赤くなる、水ぶくれ、かゆみ)の症状があらわれることがあるので、服用中の外出時は出来るだけ直射日光を避けるなど留意してください。
気になる症状が長く続く場合や、効果時間を過ぎてもおさまらない場合はすみやかに医師にご相談ください。
併用禁止薬
胃薬(アルミニウム、マグネシウム含有制酸剤)や鉄剤、カルシウム含有製剤と同時に服用すると、キレートと呼ばれる金属イオンとの結合を形成し有効成分の吸収を低下させてしまうので、1~2時間以上は服用を避けてください。
抗結核薬のデラマニド(デルティバ)との併用も、不整脈が出やすくなりますのでおやめください。
クラビットジェネリックは、オレンジジュース中の成分により効果の出方が遅れたり、減少することが起こりますので、オレンジジュースと一緒に飲まないでください。
ほかにお薬やサプリメントを服用している場合や治療を受けている場合、気になる点がある場合にはかならず事前に医師等の専門家にご相談ください。