有効成分 タダラフィルの働き
タダリスタによるED治療のメカニズムには、主成分タダラフィルが深く関係しています。
正確にはタダラフィルが持つ、血流の改善効果です。
EDを発症する原因の1つには、血流不足があります。
興奮によって海綿体に大量の血液が流れ、圧力がかかることによって生じる勃起という生理現象は、血の巡りに比例して勢いや持続性を変化させます。
元のサイズや感度はどうあれ、勃起時の状態は陰茎に流れる血液の量に大きく左右されるのです。
よって気持ちの上では大いに高まっていても、血行が悪く血流が滞っていては海綿体に血液が流れ込まず、弱々しい勃起力しか生み出すことができません。
タダラフィルの作用は血管を固くさせている物質を阻害し、血管の筋肉を緩め、血の流れる道を広くして多くの血液を流れさせることにあります。
血管を広げることで、血液量は瞬間的にですが増加します。
血液の流れが良くなって血が隅々まで行き渡るようになれば、興奮時に海綿体にも勢いよく血が流れ込むようになり、勢いのままに勃起することが可能になります。
タダリスタの効果が続く限り、その後も血流はスムーズになり、勃起しやすい状態も続くのです。
タダリスタの効能は正しくは血管の拡張であり、精力そのものを促進するものではありません。
血液と共に栄養も運ばれやすくなるとはいえ、ペニスのサイズ自体が増大することもほぼないと言えます。
タダリスタはひたすらに、ED治療に特化した薬です。