スリメックス（リダクティルジェネリック）15mg 10錠

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症状

スリメックスは、エネルギー過多によって引き起こされる、肥満の症状に効く薬です。食べ過ぎ太りすぎといった体の状態を改善する、抗肥満薬として販売されています。体に脂肪がつきすぎることで発生する、肥満症の症状を改善する画期的な薬剤です。

有効成分

スリメックにはシブトラミンという有効成分が、主成分として配合されています。塩酸塩に分類される成分は、塩酸シブトラミンの形で、薬剤に使用されます。元々はうつ症状を抑えるものとして開発された成分でしたが、その後発見された付加価値によって、広く知れ渡ることになりました。シブトラミンは医薬品として認められている成分であり、許可なく販売・製造することは法律により禁じられます。

メカニズム

スリメックスの働きは、成分シブトラミンが脳内の神経細胞に作用することで発生します。体内で起きている動きの全てを管理しているこの部分には、人が意識的に動かすことのできない、自律神経である交感神経に副交感神経というものが存在しています。交感神経は体を活発に動かすための神経で、副交感神経は体を休ませるための神経です。シブトラミンは交感神経を活発化させ、副交感神経の働きを抑制することができます。エネルギー代謝を高め、脂肪をどんどんと燃やしつつ、同時に空腹を感じさせるセロトニンの量を一定に保って食欲の抑制を行う、そのメカニズムによって薬剤の効果は発揮されます。

効果

シブトラミンの作用で体内のエネルギーを燃やす動きが高まり、脂肪が分解されて痩せやすい体質になります。また空腹感が抑えられることによって、少量の食事でも満足できる体が手に入るという効果もあります。交感神経の働きが活発になることで集中力が向上する、気持ちが明るくなるなどの、成分の効能も確認されています。

特徴

スリメックスはオーストリアでリダクティルと呼ばれている、シブトラミン入りの痩せ薬のジェネリック商品です。リダクティルと同様の成分が配合されており、同じ用途で使用することができます。製造元はインドの会社で、現在日本の販売は行われていません。個人輸入の形で購入するのが一般的です。

使用法

スリメックスの使用は1日1錠です。水またはぬるま湯と共に、食事の30分前に服用します。目が冴えるという効果もありますので、夜の利用は控えます。効果が出過ぎていると感じる場合は、2日に1回にして様子をみます。

副作用

口が渇く、心拍数や血圧が上昇する、便秘になる頭痛や腹痛が発生するなどの副作用が、スリメックスの使用において報告されています。高血圧や脳卒中、心疾患などの病歴を抱えている人は重篤な症状が現れる危険があるため、使用が禁止されています。