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クリンダマイシン(ダラシン)の効能・効果時間
クリンダマイシン(ダラシン)は、日本国内では主に「ダラシン」という名前で販売されています。
クリンダマイシン(ダラシン)は、アクネ菌(ニキビの元となる菌)、細菌性膣症や細菌性心内膜炎の予防、その他の嫌気性細菌の感染症治療に使用されており、なかでも痛みや痒みを伴う赤ニキビに効果を発揮する内服薬として広く知られています。
ニキビ治療薬は、軽度~中度の方は、内服の使用を控え成分量の少ない塗り薬から治療を始める事が一般的です。
近年では間違った自己流のスキンケアを行っている方も多く、ニキビを余計に悪化させてしまうこともあります。
そこで完治しにくいニキビ箇所も治療してくれるのがクリンダマイシン(ダラシン)です。
赤ニキビは大人ニキビとも呼ばれており、頬などメイクの際や見た目に気になる範囲に多く発症してしまったり、背中や二の腕・頭皮の広い範囲に広がってしまう場合があります。
クリンダマイシン(ダラシン)は、内服薬としてそうした症状にも有効なお薬とされています。
皮膚科やその他呼吸器科・耳鼻科科などの感染症治療にも広く用いられている点も、クリンダマイシン(ダラシン)の特徴です。
クリンダマイシン(ダラシン)の使用方法・飲み方
クリンダマイシン(ダラシン)は通常、成人の場合1回150mgを6時間毎に、重症感染症には1回300mgを8時間毎に経口服用します。
急性ないし亜急性細菌性心内膜炎には1回300mgを6時間毎に経口服用することがあります。(小児の方が服用する場合には体重1kgにつき1日量15mgを3~4回に分けて経口服用、重症感染症には体重1kgにつき1日量20mgを3~4回に分けて経口服用します。)
いずれの場合にも、必ず事前に医師等の専門家の指示をあおいでください。
クリンダマイシン(ダラシン)は水かぬるま湯で飲みます。
ジュースやアルコールなどで飲むと、効果に影響が出たり、副作用が多くなったりすることがあります。
クリンダマイシン(ダラシン)の服用の際は必ず、処方上の注意を医師・薬剤師へ確認し、正しい使い方を守りましょう。
クリンダマイシン(ダラシン)の副作用・注意点
副作用
クリンダマイシン(ダラシン)の副作用としては、赤く腫れる・じんましん・刺激感・つっぱり感などの症状が報告されています。
クリンダマイシン(ダラシン)の使用開始後にこれらの症状が続く場合にはすみやかに医療機関を受診し医師に相談してください。
クリンダマイシン(ダラシン)の服用により、まれに重度な副作用として大腸炎を引き起こすケースが報告されています。
ひどい腹痛や下痢・嘔吐・めまいの症状がみられた場合には、服用を直ちに中止し、乳幼児や高齢者の場合や長期服用者には特に注意をし、かならず事前に医師等の専門家にご相談ください。
併用禁止薬
また妊娠中・授乳中の服用は避け、リン酸クリンダマイシンゲルにアレルギーがある方はクリンダマイシン(ダラシン)の使用をお控えください。
その他飲み合わせのお薬がある場合には、事前に医師にご相談ください。