トフラニール 25mg 50錠

関連するジェネリック・医薬品一覧

バスパージェネリック（BUSPON）5mg 50錠

バスピン 5mg 200錠

アセナプト（シクレスト舌下錠ジェネリック）5mg 50錠

ミルネース（トレドミンジェネリック）25mg 100錠

トフィカーム（グランダキシンジェネリック）50mg 100錠

症状

トフラニール（Tofranil）は、うつ病・うつ状態治療に用いられる抗うつ剤です。憂うつな気分をやわらげ、意欲を高めます。子供の夜尿症の治療にも用います。

有効成分

主成分はイミプラミン塩酸塩です。イミプラミン塩酸塩は抗うつ薬として用いられる有機化合物の一種です。

メカニズム

脳内神経末端へのノルアドレナリン、セロトニンの再取り込みを阻害します。セロトニンは気分の安定や不安の軽減をもたらし、ノルアドレナリンは意欲の増加をもたらすとされています。これらの働きにより、うつ病やうつ症状を改善します。

効果

憂うつで落ち込んだ気分、意欲や行動の低下している状態を改善します。通常、うつ病・うつ状態の治療に用いられます。

特徴

古くからある第一世代の三環系抗うつ薬です。作用が強く、よい効果が期待できますが、口の渇きや便秘など副作用がでやすのが欠点です。また、効いてくるまで少し時間がかかります。とくに、この薬イミプラミンは、ノルアドレナリンの量を増やす作用が強いのが特徴です。

使用法

通常、成人は1日3〜7錠（主成分として30〜70mg）を何回かに分けて服用することから始め、1日20錠（200mg）まで徐々に増量されます。まれに1日30錠（300mg）まで増量することもあります。年齢・症状により適宜減量されます。必ず指示された服用方法に従ってください。飲み忘れた場合は気がついた時にできるだけ早く飲んでください。ただし、次の通常飲む時間が近い場合は、忘れた分は飲まないで1回分を飛ばしてください。2回分を一度に飲んではいけません。

副作用

主な副作用として口渇（喉が渇く）、めまい、ふらつき、立ちくらみ、眠気、便秘、食欲不振、悪心（吐き気）、発疹、かゆみ、光線過敏症、脱毛、顔・舌の浮腫（むくみや腫れ）、紫斑などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。