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ゼニカルを飲むとビタミン不足になる?
ゼニカルは、食事から摂った油を便と一緒に排出する作用があるお薬で、ハンバーグやステーキ、揚げ物、ピザなどの脂っこい食事やスナック菓子が好きでやめられない、それでもダイエットはしたい…という人達の間で話題になっています。
このゼニカルを飲むと、食べた分の25~30%ほどの脂質が便と一緒に排出されます。つまり、排出される分の脂質は最初から食べなかったことにできるというわけです。でも、油の排出の際、脂質と結びつきやすい脂溶性ビタミンも一緒に排出されてしまいます。
ゼニカルの効果は個人差はあるものの、概ね2週間ほどの継続で実感できると言われていますが、2週間もビタミンの排出が続いてしまうと、ビタミン不足に陥ることも…。
なので長くゼニカルを飲んで、しっかりダイエット効果を得ようと思うのであれば、ビタミン不足にならないように気を付けながら継続していくことが必要です。
ビタミン不足になるとこんな影響が…。
ビタミンは健康な体や肌を維持するために欠かすことができない栄養素なので、ゼニカルを飲むことでビタミン不足になると、体や肌などに様々な悪影響が及びます。
ビタミン不足になると起こりうる症状としては、
・口内炎になりやすくなる
・目が乾燥しやすくなる(ドライアイ)
・肌がカサつく
・ニキビや吹き出物ができやすくなる
・唇が荒れる
・貧血
・生理不順
・鼻血が出やすくなる
・骨が弱くなる
・将来、骨粗しょう症になりやすくなる
・冷え性になる
・血行不良
・血行不良による薄毛
・むくみ
このようなものが挙げられます。
特に女性は、ダイエットをするなら肌荒れしないようにキレイに痩せたいということを目標とする人が多いと思います。しかし、ゼニカルを飲んでビタミン不足になってしまうと、肌はガサガサでニキビや吹き出物で荒れ放題、唇もカサカサ、目はドライアイで充血…というように、美しさとは程遠いダイエットになってしまいます。
ゼニカルを飲むのをやめると徐々に肌荒れなどの症状は治まりますが、でもできれば、綺麗なまま痩せたいですよね。
食事でビタミンを補うにはどんな食べ物が良い?
ゼニカルを飲むことで便と一緒に排出されるビタミンは、脂溶性ビタミン。なので、ビタミンCやビタミンB類などの水溶性ビタミンはあまり影響を受けません。ゼニカル服用中に意識的に補給したいのは、脂溶性ビタミン(ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンKなど)。
食事から摂るのであれば、以下のような食材がオススメです。
ビタミンA | うなぎ、ニンジンなど |
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ビタミンD | 干しシイタケ、ちじめんじゃこなど |
ビタミンE | べにばな油、アーモンド |
ビタミンK | 納豆、ホウレンソウ |
ただし、このような食材をゼニカルを飲む食事の時にたくさん食べても、せっかくの脂溶性ビタミンは油と一緒に排出されてしまいます。なので、食事でビタミン不足を補おうと思うのであれば、ゼニカルを飲まない食事の時、例えば朝食などで摂る、おやつにアーモンドを食べるというようにしたほうが効果的。
また、脂溶性ビタミンが不足するから…と、上記のものばかりを食べていたのでは栄養が偏ります。あくまでも脂溶性ビタミンを意識的に多めに摂るという食べ方にして、野菜を中心とした食事でバランスよく栄養を摂るようにしていきましょう。
ゼニカルでビタミン不足にならないようにするには…サプリがオススメ!
ゼニカルでビタミン不足にならないようにするためには、食事から脂溶性ビタミンを意識的に多めに摂るという方法もありますが、自炊の人でも、家族に食事を作ってもらっているという人でも、毎日継続して食事を工夫するというのは難しいかもしれません。
そこで、おすすめなのはマルチビタミンのようなサプリメント。
サプリメントなら、必要なビタミンを手っ取り早く摂ることができ、吸収も良いので効率的にビタミン補給をすることができます。また、ゼニカルを個人輸入の通販ではなく医療機関で処方してもらっているという場合は、医療機関でビタミンの投与を受けることもできますよ。しかし、ゼニカルは副作用があるお薬なので、初めて飲むのであれば医療機関で処方してもらったほうが安心ですしオススメですが、必要になるたびに受診していたのでは時間も費用もかかりすぎてしまいます。
ゼニカルの処方は、自由診療なので健康保険が使えません。つまり、全額自費扱いです。ビタミン投与をしてもらえば、その分の費用もかかることに…。
なので、ゼニカルを継続するのであれば個人輸入代行通販サイトからの購入がオススメです。通販なら、病院で処方してもらうよりも格安に、ゼニカルを手に入れることができますよ。
マルチビタミンもネットで購入できますが、ドラッグストアなどでも購入できます。お値段もリーズナブルなので肌荒れなどのビタミン不足の症状が出てからではなく、ゼニカルを飲み始めるのと同じくらいのタイミングで始めると良いでしょう。