知って安心にダイエット!ゼニカルの副作用・注意点とは

ゼニカル

よくある副作用

ゼニカルはお薬なので、副作用を伴います。そして、その副作用は「稀に」ではなく「多く」見られることが多いです。ですから、副作用について予備知識を持って飲むようにしましょう。

また重篤な副作用を起こす場合もあるので、初めてゼニカルを飲む場合は特に、必ず医師の処方の下で飲むようにしてくださいね。

よくある副作用としては、
・下痢や軟便
・急に便意をもよおす
・おならの回数が増える
・おならと一緒に便が漏れてしまう
・便の失禁
などが挙げられます。

そしてこれらの症状は、飲み始めて3か月以内にみられる人が多く、1週間ほどで治まることが多いようです。ですが、個人差があり1か月~数カ月に渡って、ずっとその症状が出てしまう場合もあります。下痢が酷くなると、それに伴い肛門周囲の肌のただれやかぶれなどが起きることもあるので、あまりひどい場合はゼニカルの服用をお休みすることも検討してみてください。

ビタミン不足の対処法

ゼニカルを飲むと食べた分の脂肪の30%が吸収されず排泄されると言われていますが、同時にビタミンA、D、E、K、βカロテンといったビタミンも排泄されてしまい、ビタミン不足に陥ることがあります。ですから、ビタミン不足の対処法としてゼニカルを飲む場合はサプリメントでビタミンを補給することをおすすめします。

ただし、ビタミンを飲む場合はゼニカルを飲むタイミングとずらしてください。一緒に飲んでしまうと、せっかくのビタミンが排泄されてしまいます。ゼニカルを飲んだ2時間以上後に飲むようにすると良いでしょう。

ごくまれにある副作用

肝臓の障害

ゼニカルの副作用は、主に下痢や軟便…といった症状が多いですが、稀に肝臓や腎臓に症状が出たり、胆石症になってしまうということもあります。

肝臓の障害が起きると、
・体がだるい
・食欲がない
・皮膚が痒い
・皮膚が黄色くなる
・眼球(白目の部分)が黄色くなる
というような症状が現れます。

黄疸症状が出ているという場合は、かなり重篤な副作用が起きていると考えられるので、ゼニカルの服用はすぐに中止し、病院を受診してください。

腎臓の障害

また、ゼニカルの副作用が腎臓に出ている場合は、以下のような症状が見られます。

・手足のむくみ(皮膚を指で押すと皮膚が凹む)
・減尿
・血尿
・背中に痛み

このような症状が出た場合もゼニカルの服用はすぐに中止し、医療機関を受診しましょう。

胆石症

胆石症は、ゼニカルを飲んだから…というだけではなく、急激なダイエットを行うと起こりうる症状です。ゼニカルのようなお薬を使ったダイエットをすると、食事制限や運動によるダイエットをした場合よりも胆石症になる確率は高くなります。

胆石症の症状としては、
・右側の上のほうが痛い(腹痛)
・吐き気が出る
・嘔吐する
このような症状がみられます。

この場合も、ゼニカルの服用を中止し、医療機関を受診しましょう。

副作用ではないけれど、ダイエット中によくある症状

急激な体重の変化を伴うダイエットを行うと、以下のような症状が出ることがあります。

・頭痛
・めまい
・吐き気
・生理不順
・不安感
・だるさ

これらはゼニカルの副作用ではありませんが、日常生活に支障をきたしたり、精神的に不安定になるなどといった症状へ発展することもあるので、気を付けてくださいね。あまり症状が辛いという場合は、ゼニカルの服用を一旦中止し、様子を見てください。場合によっては医療機関を受診してくださいね。

特に、思春期の女性の場合、生理不順を伴うようなダイエットをするのは、将来的に不妊につながることもあるので危険です。それでもゼニカルを飲んでダイエットをしたいという場合は、医師の処方の下、適切な管理下で服用するようにしたほうが安心です。

注意点

ゼニカルでダイエットをしようと思う時の注意点としては、
・用法用量を守る
・初めて飲む場合は医師に処方してもらう
・体調に気を付けながら飲む
というようなことが挙げられます。

ゼニカルは1日3粒まで飲むことができます。飲み方は、脂っこい食事をした時、1時間以内に1粒飲むというものです。脂っこい食事をしていない時は飲む必要はありません。

例えば焼肉などをガッツリ食べたので1度に2粒飲んでおこう!という飲み方は危険です。必ず1回の食事に1粒という用量を守るようにしてくださいね。

そして、繰り返しになりますが初めて飲む場合は必ず医師の処方を受けてください。ゼニカルはサプリメントではなく副作用を伴うお薬です。安全に飲むことができるよう、飲み方についての指導もきちんと受けましょう。

ゼニカルを飲んではいけない人

・妊娠中
・妊娠の可能性がある
・授乳中
・栄養失調
・摂食障害
・拒食症
・肝臓疾患
・膵臓疾患
・胆石症
・精神障害
・甲状腺の病気で治療中
・内服薬を飲んでいる
このような人は、ゼニカルを飲むことはできません。

また、お薬との飲み合わせには注意しましょう。

ゼニカルを飲んではいけない理由

抗血栓薬(ワルファリン、ワーファリン、ヘパリン)やチラージン、シクロスポリン、抗てんかん薬とゼニカルは飲み合わせが良くないと言われています。そして、飲み合わせが悪いのはこれらの薬だけではありませんし、ダイエット薬を使ってダイエットをすべきではない病気をお持ちの方もいます。

なので、持病がある、常用薬を飲んでいるという方で、ゼニカルを飲んでダイエットをしたいという場合は、必ず医師に相談をしてください。

値段が安くて同じ効果を期待!ゼニカルにもジェネリックがあります!!

ゼニカルにも、ジェネリック医薬品と呼ばれる薬があります。

基本的に主成分である脂肪抑制吸収剤はオーリスタット(オルリスタット)が用いられていて同じ効果が期待できるので、ジェネリックを愛用する人も多いといわれています。ジェネリックの魅力は「値段が安い」こと。ゼニカルのジェネリックのなかには主成分の含有量が調節されているものもあり、ゼニカルでは効きすぎてしまうという場合にはジェネリックを服用して体重を減量するという方法もあります。

また、ジェネリックは先発薬の臨床データや治療実績を活かして開発されているため、安全性や信頼性が高いといえるでしょう。

はじめて服用する場合には、病院を受診することをオススメします。

オルリガル

オルリガル

ゼニカルのジェネリックを購入する方に一番選ばれているのがオルリガルです。

オルリガルはゼニカルよりも価格が安いという点で人気があり、ハブファーマ社が販売しています。

形状は水色のカプセルで、主成分はゼニカルと同じ効果が期待できるオルリスタット。
副作用もゼニカルと同じ下痢・軟便・おなら・便の失禁などが挙げられます。

フォビカル

フォビカルは、サバメディカ社が販売している脂肪阻害剤。
主成分はゼニカルと同じ効果が期待できるオルリスタット。
副作用もゼニカルと同じ下痢・軟便・おなら・便の失禁などが挙げられます。

ビーファット

ビーファットは、インタスファーマ社が販売している脂肪阻害剤。
主成分はゼニカルと同じ効果が期待できるオルリスタット。
副作用もゼニカルと同じ下痢・軟便・おなら・便の失禁などが挙げられます。

オベリット

オベリットは、インタスファーマ社が販売している脂肪阻害剤。
オルリガルやフォビカル、ビーファットはオルリスタット120㎎ですが、このオベリットは60㎎です。
ゼニカルよりも効き目が控えめになるので、ゼニカルや他のゼニカルジェネリックでは辛い…という方に選ばれています。ゼニカルよりも効き目が控えめと言っても、やはり副作用は下痢・軟便・おなら・便の失禁などが挙げられます。

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