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肌荒れはゼニカルの副作用!上手に対処しましょう
ゼニカルを飲んで痩せたとしても肌荒れしてしまってボロボロ…というのではガッカリですよね。
どうして脂溶性ビタミンが不足してしまうの?
ゼニカルを飲むと食事から摂った脂肪の吸収を抑えることができ、脂肪は便と一緒に排泄されますが、その際、脂溶性ビタミンの吸収も阻害されてしまいます。
つまり、ビタミン不足になるのはゼニカルの副作用の1つ。肌荒れは、ビタミン不足が招いた結果です。
ですから、ゼニカルを飲んでいる間は特にビタミン補給を心がけましょう。特に脂溶性ビタミン(ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK、βカロチン)の摂取量を増やすと肌荒れのリスクがグンと下がります。
そうすれば、ホッソリもお肌ツヤツヤも両方手に入れることができ、ゼニカルのダイエット効果に満足できるのではないでしょうか。
脂溶性ビタミンが不足すると肌荒れに!?ほかにもこんな症状が…
脂溶性ビタミンの吸収が阻害され不足してしまうと、肌荒れだけでなく健康や美容に様々な悪影響が及びます。
例えば、以下のような症状が出てしまう人もいます。
・口内炎
・免疫力の低下
・慢性疲労
・骨の痛み
・脂肪吸収障害
・溶結性貧血
・鼻血が出やすくなる
・あざになりやすくなる
・血が固まりにくい
・ドライアイ
・骨粗しょう症
・月経不順
これらの症状が出るすべての原因がゼニカルだけにあるというわけではありませんが、普段以上に不足すれば、やはりそれだけ症状が出やすくなることもあるでしょう。
なので、ビタミン類の補給を心掛けるようにしてくださいね。
ビタミン不足かな?と思ったときは
お手軽、簡単なのはサプリメント!
ゼニカルを飲んでいたら「肌荒れ」や「口内炎」などの症状が出た…という時は、ビタミン不足を疑ってください。
もし、毎日ゼニカルを飲むのであれば、ビタミンが不足する可能性が高いので「不足かな?」という症状が出る前にビタミンを摂るようにしたほうがいいでしょう。
ビタミン補給でお手軽、簡単なのはサプリメントです!
ドラッグストアや薬局、コンビニなどで市販されているビタミンのサプリメントを購入して飲んでも良いですし、ゼニカルを購入するときに、ネットで探して購入しておくのも良いと思います。
「マルチビタミン」には、ビタミン12種類とその他商品によってミネラルや鉄分などが1粒でしっかりとれるものが色々あります。価格も1か月分で500円くらいからのものが販売されているので、食事から摂るのは難しいな…と思う場合は、サプリの使用を考えてみてはいかがでしょうか。
もし、マルチビタミンを使用するという場合は、ゼニカルを飲んでから2時間以上空けてから飲むようにしてくださいね。そうしないとせっかく摂っても、吸収が阻害されてしまいます。
食べ物でも補えます!
もちろん、ビタミンは食べ物でも補うことができます。
例えば、ウナギやマグロ、バターやマーガリン、内臓類などは脂溶性ビタミンを多く含んでいます。
でも、脂肪分が多いものをゼニカルを飲むときに食べてしまうと、排泄される脂肪の量が多くなってしまうので、あまり意味がないかも?
できれば、野菜や大豆など脂肪分が少なくカロリーが低いものから摂取したほうがいいでしょう。
ニンジン、春菊、小松菜、ホウレンソウ、キャベツ、白菜、トマト、納豆、大豆製品などには脂溶性ビタミンが多く含まれています。なので、このような食材を意識的に多めに摂るようにしてみてはいかがでしょうか。
それでもゼニカルを飲むと、ビタミンの吸収は阻害されてしまうので、肌荒れなどの症状が出てしまったら、ゼニカルとは時間を空けてサプリを使用することをおすすめします。
値段が安くて同じ効果を期待!ゼニカルにもジェネリックがあります!!
ゼニカルにも、ジェネリック医薬品と呼ばれる薬があります。
基本的に主成分である脂肪抑制吸収剤はオーリスタット(オルリスタット)が用いられていて同じ効果が期待できるので、ジェネリックを愛用する人も多いといわれています。ジェネリックの魅力は「値段が安い」こと。ゼニカルのジェネリックのなかには主成分の含有量が調節されているものもあり、ゼニカルでは効きすぎてしまうという場合にはジェネリックを服用して体重を減量するという方法もあります。
また、ジェネリックは先発薬の臨床データや治療実績を活かして開発されているため、安全性や信頼性が高いといえるでしょう。
はじめて服用する場合には、病院を受診することをオススメします。
オルリガル
ゼニカルのジェネリックを購入する方に一番選ばれているのがオルリガルです。
オルリガルはゼニカルよりも価格が安いという点で人気があり、ハブファーマ社が販売しています。
形状は水色のカプセルで、主成分はゼニカルと同じ効果が期待できるオルリスタット。
副作用もゼニカルと同じ下痢・軟便・おなら・便の失禁などが挙げられます。
フォビカル
フォビカルは、サバメディカ社が販売している脂肪阻害剤。
主成分はゼニカルと同じ効果が期待できるオルリスタット。
副作用もゼニカルと同じ下痢・軟便・おなら・便の失禁などが挙げられます。
ビーファット
ビーファットは、インタスファーマ社が販売している脂肪阻害剤。
主成分はゼニカルと同じ効果が期待できるオルリスタット。
副作用もゼニカルと同じ下痢・軟便・おなら・便の失禁などが挙げられます。
オベリット
オベリットは、インタスファーマ社が販売している脂肪阻害剤。
オルリガルやフォビカル、ビーファットはオルリスタット120㎎ですが、このオベリットは60㎎です。
ゼニカルよりも効き目が控えめになるので、ゼニカルや他のゼニカルジェネリックでは辛い…という方に選ばれています。ゼニカルよりも効き目が控えめと言っても、やはり副作用は下痢・軟便・おなら・便の失禁などが挙げられます。